最盛期を迎えた和紙作り=30日午前11時40分、佐野市飛駒町

 佐野市飛駒町の飛駒和紙会館で、卒業証書用の和紙作りが最盛期を迎えている。

 和紙は「飛駒和紙保存会」が制作。原料となる繊維作物の楮(こうぞ)と、のりとなるトロロアオイを栽培し、昔ながらの手作業で行っている。30日は朝から阿部正司(あべしょうじ)会長(73)が、桁と呼ばれる木製の型枠に紙料をすくいながら、厚さが均一になるよう和紙を仕上げていった。

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 和紙は同市内の小中学校向けに計2460枚を作る予定で、12月中旬まで作業が続く。阿部会長は「大切な卒業証書と思ってもらえるよう、丁寧に作業しています」と話した。