リハビリテーション病院が建設される旧小山市民病院跡地

 【小山】若木町1丁目の旧小山市民病院跡地で医療法人社団友志会(野木町友沼、正岡太郎(まさおかたろう)理事長)が計画している回復期リハビリテーション病院が2020年4月、開院する見通しとなった。5日の市議会議員説明会で市が明らかにした。病床100床の配分が決まった17年3月時点では2年以内の開設を目指していたが、土地の一部が「土砂災害警戒区域」に指定されていることなどから、市と友志会側の協議が続いていた。両者は近く、事業の履行義務や市の財政支援などを取り決めた協定書を締結し、事業が本格化する。

 場所は思川左岸沿いで、敷地面積は約1万4千平方メートル。旧市民病院の南病棟が残っているが、友志会が購入した上で解体する。土地は賃貸借で、3階建て施設に回復期リハ病院100床と、介護老人保健施設80床を整備する計画だ。外来も設ける。

 一方、市は友志会に回復期リハ病院などの整備に対し2億円、安全性向上に対し1億8千万円、外来診療所の運営経費の一部として約7千万円を支援する。関連議案を12月定例市議会に提出する予定。

 市は小山市民病院が神鳥谷(ひととのや)に移転後の跡地活用策として回復期リハ病院の開設を目指し、16年2月に医療機関を公募、友志会を事業者に選定した。一方、県は県南保健医療圏(栃木、小山、下野市、上三川、壬生、野木町)の病床再編の一環として回復期リハ病床100床を再配分することを決め、17年1~2月に医療機関を公募し、同3月に友志会への配分が決まった。

 友志会は計画を進める中で、思川左岸にある土地が「土砂災害警戒区域」に指定されていることから独自の調査を実施。その結果、当初計画より思川から離れる形で施設を建設する計画に変更した。このほか、計画変更に伴う協議などもあり調整に時間がかかっていた。