温かく地域を彩るイルミネーション

 【市貝】里山が広がる続谷地区で、冬の農村を彩るイルミネーションが今年も点灯した。同地区の水路やビオトープなどを保全管理する「貝ヶ丘郷づくりの会」と、住民有志の地域づくり団体「続谷里づくりの会」が協力して10年ほど継続、ささやかだが心温まる冬の風物詩として定着した。

 ほ場整備事業でできた広さ約1200平方メートルのビオトープと芝生の広場に、「里づくりの会」メンバーが「郷づくりの会」の資金協力を得てLED電球を手作りで飾り付けている。

 メインの縦4・5メートル、横7・2メートルのボードには町公式キャラクター「サシバのサッちゃん」と双子の「イッちゃん」「カイちゃん」を約4千個の電球で描き、3本のツリーなどで一帯を照らす。デザインの一部は里づくりの会が毎年自由な発想で変えている。

 県道沿いだが周辺に明かりはあまりなく、真っ暗な空間に赤や青、黄色などの光がくっきり浮かぶ。2日の点灯式に約50人が集まりカウントダウンで点灯、子どもたちはうれしそうに芝生の上ではしゃいでいた。

 市貝中2年小森緋菜(こもりあかな)さん(13)は「とてもきれい。目立つしサッちゃんがかわいい」。会社員稲村由美(いなむらゆみ)さん(47)は「毎年この時季の楽しみ。仕事帰りにこれを見るとホッとする」と笑顔を見せていた。

 点灯は午後5時~午前0時。来年1月19日まで。