威勢よく餅をつく山伏ら=21日午前8時55分、日光市山内

 【日光】山内の世界遺産日光山輪王寺で21日、餅つき行事「御供加持(ごくうかじ)」が行われた。大修理がほぼ完了し、9年ぶりに姿を現した本堂「三仏堂」前で山伏が勇壮にきねを振り下ろした。

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 午前8時20分、三仏堂前に一山の僧侶と山伏が集合。臼のお清めの後、一斉に読経をささげた。山伏たちは白い息をはきながら「よいしょ」と掛け声を響かせ、力強く餅をついた。

 今後、計120キロ分の重ね餅を作り境内各所に供える。筆頭山伏の僧侶関口純一(せきぐちじゅんいち)さん(45)は「新年を迎える準備ができた。三仏堂の姿が見えるようになり完成が楽しみ」と話した。