式典で笑顔を見せる新成人たち=3日午前11時25分、高根沢町石末

旧友との再会を喜ぶ振り袖姿の新成人=大田原市、那須野が原ハーモニーホール

式典で笑顔を見せる新成人たち=3日午前11時25分、高根沢町石末 旧友との再会を喜ぶ振り袖姿の新成人=大田原市、那須野が原ハーモニーホール

 大田原市と高根沢町で3日、進学や就職で地元を離れた新成人の帰省に合わせ、一足早い成人式が行われた。平成最後の成人式には両市町で計約800人が臨み、大人への誓いを新たにしていた。

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 高根沢町では、同町石末の町民ホールに晴れ着やスーツ姿の新成人228人が出席。有志でつくる実行委員会委員長の大学2年渡辺穂香(わたなべほのか)さん(20)=神奈川県藤沢市=が、新成人を向かい風に向かって離陸する飛行機になぞらえ「どんな逆境にもめげず飛び立つ」と決意を述べた。

 加藤公博(かとうきみひろ)町長は「どの世代にも試練はある。夢・希望を持ち続け、一歩一歩進んでほしい」と祝いの言葉を贈った。

 一方、大田原市では、年末年始の帰省に合わせた一足早い成人式が、那須野が原ハーモニーホールで行われ、あでやかな晴れ着や真新しいスーツ姿で平成最後の式に臨んだ557人の門出を祝った。

 市出身・在住の新成人は744人で出席率は74・86%。津久井富雄(つくいとみお)市長は「新しい視点とチャレンジ精神で新たな時代を創造してほしい」とエールを送った。

 野崎中出身の宇都宮大農学部2年竹野井遼(たけのいりょう)さん(20)=平沢=が「今の自分に何ができるか、何をすべきかを絶えず自問し、生涯学び続ける」と誓いの言葉を述べ、パイプオルガン演奏とソプラノの歌唱が花を添えた。

 共に大田原中出身で大学生の木村麻莉子(きむらまりこ)さん(20)と吉沢夏生(よしざわなつき)さん(20)は「平成最後で記憶に残る。新しい時代に貢献できる人になりたい」と話した。出席者は同級生と記念撮影をしながら、晴れやかな笑顔で旧交を温めていた。