のこぎりで丸太の端を切り落とす大工

伝統的な尺杖を使って儀式を始める大工

古式ゆかしく丸太を削る大工たち

古式ゆかしく丸太を削る大工たち

のこぎりで丸太の端を切り落とす大工 伝統的な尺杖を使って儀式を始める大工 古式ゆかしく丸太を削る大工たち
古式ゆかしく丸太を削る大工たち

 【大田原】建設業者の仕事始めの儀式「太子祭」が10日、山の手2丁目の大田原神社で行われ、職人が伝統的な道具を使った建築技法を披露して、作業の安全と商売繁盛を祈った。

 1978年に始まった新春恒例の行事で、41回目。市太子講や大田原商工会議所建設業部会などが主催している。建築の守護神とされる聖徳太子(しょうとくたいし)をまつった太子碑の前に、関係者や市民ら約200人が参列した。

 長さ約4メートル、直径約30センチの丸太が境内に運び込まれ、烏帽子(えぼし)と狩衣(かりぎぬ)姿の大工が「尺杖(しゃくづえ)」を使って寸法を測った後、のこぎりやおのなどで削って角材に仕上げる「釿始之儀(ちょうなはじめのぎ)」を行った。

 大田原小3年の児童約100人も儀式を見守った。太子講の竹内義美(たけうちよしみ)会長(75)は「子どもたちの中から将来、建築の仕事を担う人が出てくれたらうれしい。新元号に変わる亥年(いどし)なので、勢いのある1年にしたい」と話した。