思い思いに漢字一文字を書く生徒たち

 【大田原】立志式を前に黒羽中2年の生徒たちが10日、黒羽向町の藍染め店「紺屋」で県指定伝統工芸品の「黒羽藍染」による卓布の制作を行い、立志の思いを漢字1文字に込めて白い生地に書き込んだ。

 統合前の旧川西中から約20年続く恒例行事。66人の生徒たちは、特殊なのりを筆に付けて「夢」「輝」「挑」などと思い思いに文字を書いた。生地は、藍染めに仕上げる過程で文字の部分が白抜きになる。

 「大人になってから見返して、当時のことを思い出してもらえればうれしい」と、指導に当たった8代目店主の小沼雄大(おぬまゆうた)さん(33)。「叶」と書いた山口歩美(やまぐちあゆみ)さん(14)は「ソフトボールの関東大会で勝つ目標をかなえたいという思いで書きました」と話した。

 作品は2週間ほどで仕上がり、2月5日の立志式で披露される。