無病息災、商売繁盛、合格祈願-。
新春恒例の初市が11日、宇都宮市大通り1丁目などの上河原通りで開かれ、縁起物を求める来訪者でにぎわった。
毎年1月11日に開催している。同所の足利銀行宇都宮中央支店前交差点から、今泉1丁目の旧篠原家住宅前の交差点までが歩行者天国となり、約400メートルにわたって露店が軒を連ねた。
露店ではだるまや熊手など縁起物のほか、焼きそばや串焼きなどの飲食物も販売。天候にも恵まれ、売り子たちの威勢よい声が飛び交っていた。
同市内在住の男性(79)はたくさんのだるまを手に「家族には交通安全と無病息災、孫たちには学業成就と自己啓発の願いを込めました」と話していた。