やぐらに向かって火矢を放った黒羽中弓道部員

 【大田原】正月飾りやだるまなどを集めてたき上げる恒例の「どんと祭」が14日夕、黒羽向町の那珂川河川公園で行われた。弓の名手・那須与一(なすのよいち)にちなんで黒羽中弓道部の生徒7人が火の付いた矢を「扇の的」に放ち、やぐらに点火した。

 黒羽商工会青年部が実施する新春行事で、河川敷に木材と竹で組み上げた高さ7メートルのやぐらを設置。津久井富雄(つくいとみお)市長らが参列した神事の後、日が落ちた午後4時半すぎ、太鼓を合図に弓道部員たちが横一列に並び、一斉に火矢を放った。

 大きな「扇の的」に命中し、やぐらが「バチバチ」と音をたてて瞬く間に燃え上がると、見守っていた大勢の市民から歓声が上がった。同部部長で2年國井莉亜来(くにいりあら)さん(14)は「新しい気持ちになった。今年は関東大会で活躍したい」と願いを込めた。