サービス内容が書かれたカードを前に、どのサービスを提供すれば売り上げが伸びるか考える生徒たち

 【宇都宮】公正取引委員会(公取委)は19日、宇都宮短大付属中で市場経済の仕組みなどを学ぶ独占禁止法教室を開いた。公民の授業で同法を学んだ3年生74人が、シミュレーションゲームや事例を通して理解を深めた。

 ゲームでは、生徒たちが携帯電話やパソコンの販売店の立場になって「値下げ」「無料配送」「ポイント付与」などのサービスを組み合わせ、他店よりも多く売るための方法を考えた。さらに消費者の立場で、自分に必要なサービスを提供する店を選ぶ力を養った。授業を通し、公正な競争がもたらす消費者の利益や経済の発展などを理解した。

 江田達貴(えだたつき)さん(15)は「授業で勉強した独禁法が事例などを通してよく分かった」と話していた。