精神障害者を対象としたバレーボール体験会への参加を呼び掛ける県障害者スポーツ協会の担当者。本年度中のチーム結成を目指している=11日、わかくさアリーナ

 2022年に本県で開催される全国障害者スポーツ大会を見据え、県障害者スポーツ協会は2月9日から、宇都宮市若草1丁目の障害者スポーツセンター(わかくさアリーナ)で、精神障害者を対象としたバレーボールの体験会を初めて開く。同大会の団体競技の正式種目の中で、本県は精神障害者のバレーボール県代表チームが唯一結成できていない。同協会は「運動が好きな方にぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

 対象は、精神科医療機関に通院あるいは入院し、精神障害者保健福祉手帳を持つ12歳以上の運動に支障のない男女。同手帳の県内交付者数は約1万1500人に上る。

 精神障害者のバレーボールは08年の大分大会から正式種目となった。同協会によると、この種目の県代表チームが未結成なのは、関東では本県のみという。

 ルールは、通常の6人制バレーボールとほぼ同じ。大きな違いは、ゴム製の軟らかいソフトバレーボールを使うことで、試合には必ず1人以上の女性選手が出場する男女混合チームで臨むことも特徴という。

 同協会は選手の発掘と競技への理解を求め今月から、就労支援施設や医療機関、自閉症・情緒障害の特別支援学級がある中学校へチラシを送付するなどしてPRを始めた。チームが結成できれば、今年5月に茨城県で開催される同大会予選会への出場を目指す。

 体験会は2月9、16日、3月2日(いずれも午後2~4時)、同9日(午前10時~正午)の計4回。会場は2月16日のみ栃木市藤岡総合体育館、それ以外はわかくさアリーナ。参加無料。定員は各回15人。(問)同協会028・624・2761。