巨大な氷壁で訓練するスタッフら=20日午後、日光市所野

 一年で最も寒い時期とされる大寒の20日、日光市所野の「丁字(ちょうじの)滝」では、寒さを利用して造った巨大な氷壁を見ることができる。

 丁字滝は霧降高原の「隠れ三滝」の一つ。夏場は川遊びなどでにぎわうが、冬季の誘客のため、地元住民らが氷壁造りを進めている。近くの沢から滝の左右に水を引くホースを整備。寒さで徐々に凍結し現在は高さ15メートル、幅6メートルの氷壁となった。

Web写真館に別カットの写真

 冬季にアイスクライミング体験を企画するアウトドアツアー会社「ワンプレイト」ではこの日、スタッフ3人が訓練を兼ねて現地を視察。氷の厚さやハーネスなど用具の使い方を確認した。室町直(むろまちなお)代表(41)は「今年は雪が少なく凍結がやや遅れている。クライミングは1月下旬から始められそう」と話した。

 宇都宮地方気象台によると、20日の県内の最高気温は黒磯9・9度、那須高原6・5度、奥日光4・2度と、3カ所で今年最高を記録。各地で3月上~中旬並みの陽気となった。