足利市昌平町の史跡足利学校で寒紅梅が見頃を迎え、小さな紅色の花が訪れた人々の目を楽しませている。
寒紅梅は足利学校のシンボル「学校門」の東側に植えられている。同学校事務所によると、樹齢は44年ほどで、高さ約5メートル。昨年12月27日に開花した。見頃は2月中旬まで続くという。
学校門西側に立つ白梅は2月初旬に開花する見込みで、甘い香りが漂う紅白の競演が楽しめる。
観光に訪れた千葉県銚子市小浜町、主婦飯田乙美子(いいだとみこ)さん(71)は「かれんな梅の花が大好き。1月にこれほどきれいな梅を見られるとは思いませんでした」と話した。