湯ノ湖で潜水訓練する海上保安庁特殊救難隊の隊員ら=19日午後0時20分、日光市湯元

 海難救助のエキスパートで、「海猿」とも呼ばれる海上保安庁特殊救難隊の潜水訓練が19日、日光市湯元の湯ノ湖で行われた。

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 「海なし県」での訓練は珍しいが、東京・羽田空港の基地から近い場所で氷下訓練ができるため、長年の伝統となっている。3月初旬まで、全6隊のうち4隊が交代で実施する。

 この日は第1隊の5人が訓練を行い、厚さ約50センチまで氷結した同湖を転覆船に見立てて潜水。地上は雪が降る中、冷たく暗い水中でロープを結んだり、障害物を突破したりする過酷なメニューをこなした。

 千木良優(ちぎらゆう)隊員(27)は「1月に配属され、日光での初の訓練。閉ざされた空間の厳しい環境を踏まえ、現場でどう動けるかを確認したい」と話していた。