感謝状を手にする佐藤さん(中央)

 【足利】「ステーキ宮足利南店」(堀込町)で肉を喉に詰まらせた女性の救命活動に努めたとして、市消防本部は14日、八椚(やつくぬぎ)町、同店エリアマネジャー佐藤亮太(さとうりょうた)さん(30)に感謝状を贈った。

 佐藤さんは2月19日、調理を担当中に従業員から「女性のお客さまが苦しんでいる」と聞いた。女性(75)は「呼び掛けても反応がなかった」という。

 佐藤さんは従業員に119番を指示する一方、店内の客に医療関係者がいないか声を掛けて確認。介護従事者から助言を受け、背後から女性の腹部に両手を回しみぞおちの辺りを圧迫しながら押し上げる救急蘇生法を実施。救急隊の到着前に女性は意識を取り戻したという。

 佐藤さんは「頭が真っ白になったが、助けるために必死だった。今後同じような場面に遭遇してもお客さまのために行動したい」と話した。

 町田旭(まちだあきら)消防長は「迅速な対応で命を救うことができた。勇気ある行動」と感謝した。