公開されたニホンライチョウの雄(上)と雌=15日午後0時25分、那須町大島

 国の特別天然記念物で、絶滅危惧種のニホンライチョウ2羽が15日、那須町大島の動物園「那須どうぶつ王国」で報道陣に公開された。

Web写真館に別カットの写真

 公開されたのは、ともに1歳で同園で飼育する雌(体長約25センチ、体重580グラム)と雄(同、体重584グラム)。2羽とも元気よく鳴いたり歩き回ったりして、愛らしい姿を見せた。同園の佐藤哲也(さとうてつや)園長は「動物園と環境省が保全に取り組んできた活動やライチョウのことを知ってほしい」と話した。

 日本動物園水族館協会と環境省は、15年から共同でニホンライチョウの繁殖のほか生態や行動の研究などを行っている。この日は、上野動物園(東京)など4施設で一般公開が始まった。那須どうぶつ王国はこの日が休園日のため、一般公開は16日から。国内での公開は2004年、長野県大町市の大町山岳博物館の雄1羽が死んでから15年ぶり。

 那須どうぶつ王国での公開は午前11時~午後1時。繁殖期や体調によっては公開しない場合もある。