エイジェックの吉田えり監督(右)から帽子をかぶせてもらう川端友紀=小山市内

 女子硬式野球社会人チームのエイジェックは18日、小山市内のホテルで元日本代表の川端友紀(かわばたゆき)内野手(29)の入団会見を行った。引退表明を撤回し、選手兼ヘッドコーチに就任した川端は「女子野球の普及や発展、次代の選手育成に励みたい」と決意を述べた。

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 川端は大阪府出身で2015年のセ・リーグ首位打者に輝いたヤクルト・川端慎吾(かわばたしんご)内野手の妹。09年の日本女子プロ野球機構(JWBL)第1回トライアウトで合格し、京都アストドリームスへ入団。埼玉アストライア時代と合わせて通算3度の首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得し、日本代表にも4大会連続で選出された。昨年12月に現役引退を表明したが、今後の道を模索する中で「自分には野球しかない」と思い直し、誘いのあったエイジェックへの入団を決めた。

 会見に出席した古後昌彦(こごまさひこ)会長は「これまでの経験を周りに伝えてほしい」とエールを送り、吉田(よしだ)えり選手兼監督は「女子野球界をリードしてきた選手が来てくれて心強い」と期待を寄せた。背番号32に決まった川端は「指導者としては学びの1年になりそうだが、選手としてはまだまだ成長できる。技術だけでなく、高いレベルで戦える雰囲気づくりをしていきたい」と新天地での意気込みを語った。