城山西小のシンボル孝子桜の前で自己紹介をする新入学生=6日午前、宇都宮市古賀志町

 廃校の危機から復活した軌跡が映画化された宇都宮市の城山西小で6日、第17回古賀志の孝子桜(こうしざくら)まつりが始まった。満開となった同市指定天然記念物のシダレザクラ「孝子桜」の前で新入学生18人が元気に自己紹介し、来場者は温かな拍手を送った。7日まで。

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 まつりは統廃合の危機にあった同校を盛り上げようと、地域住民が2003年から始めた。地域住民らの努力が実り、本年度は学区外10人を含む18人の新入生を迎え全校児童は103人になった。

 開会式では、今春の卒業生に手を引かれ新1年生18人が同校のシンボル孝子桜の前に整列。来場者が優しく見守る中、名前を呼ばれると元気な声で自己紹介し「よろしくお願いします」とあいさつした。

 まつり実行委員長の枝俊男(えだとしお)さん(71)は「平成最後のまつりは映画が公開されたこともあり、多くの方に来ていただいた。新しい時代も学校が存続するよう努力したい」と話していた。