参道の坂を駆け上がる花家体=17日午前、日光市山内

 日光二荒山神社の弥生祭の本祭りが17日、日光市山内の同神社で行われた。13日から始まった祭りの最終日を飾ったのは、ヤシオツツジの造花で彩られた花家体が境内に入る「繰り込み」。春の到来を祝う境内はカネ、太鼓の音に包まれ、華やいだ時間が流れた。

 朝から町中を練り歩いた東西11町の家体が午前10時半すぎ、神社参道に集結。おはやしの競演で祭りムードを盛り上げた。

 拍子木の合図で先頭を切ったのが、東町先番当番町(ひがしまちはなばんとうばんちょう)の石屋町。「わっしょい、わっしょい」の掛け声に合わせて大鳥居をくぐり、坂を上って境内に繰り込んだ。続いて、各町の代表者が昔からの習わし「名刺交換」を行い、おはやしを奉納した。

 国際リゾート地らしく大勢の外国人が家体を取り囲み、飛び入りで綱を引く姿も見られた。家体をバックに記念撮影する人もおり、1200年の伝統神事をそれぞれ楽しんだ。