ライトアップされた神橋。5月1~4日に夜間渡橋が可能となる(日光二荒山神社提供)

 新天皇の即位と改元を記念し、日光市山内の日光二荒山神社は5月1~4日の4日間、世界遺産の玄関口である上鉢石(はついし)町の国重要文化財「神橋」の夜間渡橋を実施する。奈良時代に創建したとされる神橋は日中しか渡橋できず、夜間に開放するのは史上初。同神社は「初めての試み。これまで経験できなかった夜間ならではの雰囲気を楽しんでほしい」としている。

 神橋は大谷川に架かり、俗世間と聖域をつなぐとされる。長さ約28メートル、幅約7・4メートル。1636(寛永13)年の日光東照宮の造り替えに合わせて現在の形になり、神事や将軍社参でしか渡ることができなかった。1972年に日中の一般渡橋が認められた。

 記念撮影ポイントとして国内外の観光客から人気が高く、行楽シーズンには多くの人でごった返す。同神社によると渡橋者は2017年度が約7万2千人、18年度は2月末までで約8万5千人に上っている。

 夜間は毎日午後9時までライトアップしており、4日間限定で渡橋もできるようにする。各日午後5~7時。参道や橋の上にも照明を設置し、幻想的な雰囲気を醸し出す。

 同神社の斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司(66)は「混雑で訪れる時間が遅くなっても、ゆっくりと楽しんでもらえる。受付所では新たな元号での御朱印発行などを行います」と話している。渡橋料金は大人500円、高校生200円、小中学生100円。(問)同神社0288・54・0535。