B1各チームのORtgとDRtgの散布図

 プロバスケットボールB1はレギュラーシーズン(RS)60試合を終え、26日からチャンピオンシップ(CS)が開幕する。RSのスタッツから導いた、チーム力の評価値として有力なネットレーティング(NRtg)という指標を使ってRSを振り返り、CSの行方を探った。

 NRtgは、100回の攻撃権における平均得点(ORtg)と平均失点(DRtg)の差。同一条件下(100回の攻撃権)での平均得失点を見ることがチーム力を測る適切なものさしになる。CS出場8チームの力を比較する判断材料にもなる。

 RSのNRtgが最も高いのは千葉でプラス19・8。これは平均的なチームと対戦したときに相手を19・8点上回る力があるということを示す。2位は栃木ブレックスの14・5。以下、A東京12・2、琉球10・6、新潟9・6と続く。

 上位3チームを占める東地区で突出した数字を残した千葉の、今季の充実ぶりが分かる。B1過去最高勝率(8割6分7厘)を誇る強さが裏付けられた形だ。

 ブレックスの勝率8割1分7厘も過去2季と比較すると最高勝率。CS準決勝で当たる可能性のあるブレックス-千葉の今季直接対決6戦でNRtgを見ると、ブレックスのプラス2・6とわずかに優位に立つ。

 CS初戦の川崎との今季4戦でのNRtgは、ブレックスがプラス8・0と上回っている。ちなみにA東京とはマイナス2・6となっている。

 過去のRSを見てみると、ブレックスが優勝した2016-17年のNRtgは、ブレックスが1位の14・7、準優勝の川崎が2位の12・5。17-18年の1位は千葉の14・7、優勝したA東京が2位の11・5だった。

 ORtgは116・7の千葉がトップで、ブレックスと富山が2位の113・9、新潟112・4の順。DRtgは千葉、琉球、A東京、ブレックスまでが100を切っている。

 今季はどこが頂点に立つのか。こうしたデータを頭に入れながらCSを観戦するのも、きっと面白い。