煉瓦窯内部をボランティアガイドの案内で見学する人

 【野木】一般公開から丸3年を迎えた野木の町煉瓦(れんが)窯で18日、3周年感謝祭が始まり、ガイド付き見学ツアーや石窯料理体験が行われ多くの人でにぎわった。栃木アフターデスティネーションキャンペーン(DC)特別企画。19日まで。

Web写真館に別カットの写真

 煉瓦窯は明治から昭和にかけて稼働した旧下野煉化製造会社の工場で、国重要文化財に指定されている。町が改修を行い2016年5月に一般公開を始めた。

 開会式で真瀬宏子(ませひろこ)町長は「野木町民が共有する文化財であり国の宝、県の宝、町の宝として守り行く決意を新たにする」と述べた。

 この日は朝から見学客が次々と訪れた。佐野市植上町から来た無職三井健(みついたけし)さん(84)は「あることは知っていましたが、中を見たのは初めて。説明付きで見ることができ、先人の苦労を感じました」と話した。

 ボランティアガイドを行う町民団体「町煉瓦窯を愛する会」の小村敏雄(こむらとしお)会長(73)は「日本近代化のシンボルだった煉瓦窯を多くの人に知ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 隣接する町交流センター野木ホフマン館では、れんが製石窯を使ったピザ焼き体験も行われ、参加者は焼きたてのピザを頬張った。

 19日は町内外の飲食店や雑貨店が軒を連ねる「煉瓦窯マルシェ」も同時開催。午前10時~午後3時。