地域住民と児童が一緒に参加した感謝のくす玉割り

 【大田原】学校再編で来春、佐久山小に統合され閉校となる福原小で25日、最後の運動会が行われた。27人の「福原っ子」たちは、住民や保護者と一緒に22の種目を楽しみ、級友との思い出を胸に刻んだ。

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 同校は1875(明治8)年創立で、145年の歴史がある。運動会は長年、学校を支えてくれた地域への感謝の思いを込めて特別なプログラムを編成。地元の親園中に進んだ先輩たちが運営をサポートした。

 新種目「くす玉割り」では、居住する3地域に分かれて児童と住民らがボールを投げ、くす玉が割れると、中から「心のふるさと福原」「笑顔あふれる福南」「みんなに愛される大神」と児童が考えた感謝の文字が現れ、拍手に包まれた。

 輪になって与一音頭を踊った後、校舎に向かって「福原小学校、ありがとう」と声を掛け、「絆」の文字を掲げて記念撮影した。

 白組団長の6年長井一樹(ながいかずき)君(11)は「地域の人と触れ合える福原小の良さを示したいと思って頑張った」と笑顔。紅組団長で6年清水風道(しみずかざみ)君(11)の祖父忠夫(ただお)さん(61)は「子どもの頃のことがよみがえり、涙が出そう。参加できて良かった」と思い出をかみしめていた。