夏の日差しを浴びて元気よく清流を上る稚鮎=25日午前、那須烏山市向田の荒川

 県北東部を流れる那珂川の支流の荒川で25日、体長10センチほどの稚アユが盛んにせきを駆け上る姿が見られた。

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 那須烏山市向田の向田堰(ぜき)では、気温が上昇した午前11時すぎ、高さ50センチほどの段差を乗り越えようと、小さな体で何度もジャンプ。流れに逆らい必死に難所に挑んでいった。

 那珂川南部漁業協同組合の小森謙次(こもりけんじ)専務理事(72)によると、大量の遡上(そじょう)が見られるようになったのは23日から。それまでは渇水の影響であまり見られなかったが、21日のまとまった雨で水かさが増え、一気に遡上しだしたとみられる。

 6月1日のアユ釣り解禁を控え、小森専務理事は「川の環境も良くなり、準備は整った」と笑顔を見せた。