子どもたちの前でパフォーマンスをする小松崎さん=2017年12月

 【宇都宮】「宇都宮の歌のお兄さん」ことザッキ~おにいさん=本名・小松崎久生(こまつざきひさお)さん(年齢非公表)、簗瀬4丁目=が16日のステージで、10年以上にわたる活動に終止符を打つ。「令和」を契機に活動を休止し自身やパフォーマンスを見つめ直す。さらにパワーアップし復活したいとしている。

 活動の原点は、作新学院大の紙芝居ボランティアサークルに所属していた2006年ごろ。初めて子ども向けイベントに参加したところ「子どもたちが大喜びする姿に気持ちが高ぶった」。

 この感動が忘れられず、卒業後の08年から「ザッキ~おにいさん」と名乗り、学童保育指導員やパート社員として働きながら、子育てサロンや育児イベントに出演し、活動を広げていった。

 ステージの特色は声を使い分けるパフォーマンス。パンダやブタなど数種類の人形を操り、約300曲に上るオリジナル曲や童謡にのせ、観客参加型のステージを展開する。小松崎さんの元には小松崎さんと人形の似顔絵と「楽しかった」というコメントの入った、子どもたちからの手紙がたくさん届いている。

 しかし2年ほど前から、子どもとその保護者からの反応が鈍くなっていると感じ始めた。小松崎さんは「それぞれの興味関心が広がり、誰でも知っている歌や物語、という前提がなくなった」とし「新しい時代の新しいやり方を探したい」と活動休止を決めた。

 16日のラストステージは、市中央生涯学習センターの「子育て広場」(午前10時10分~)。入場無料、事前申し込み制で先着30組。(問)同センター028・632・6331。