大黒屋◯△□ギャラリーに展示されている作品を鑑賞する来場者

 【那須塩原】湯治とともに芸術に触れてもらうアートコラボ「MITEARU嬉」が30日まで、板室温泉の旅館や飲食店など17会場で開かれている。日本最大級の公募展「国展」を運営する「国画会」の作家と地元高校生による作品約100点を紹介。企画運営に携わる板室温泉旅館組合の室井孝幸(むろいたかゆき)組合長は「温泉に漬かり、芸術に触れ、心安らいでもらいたい」と話している。

 「温泉文化 生活文化 芸術文化を味わう」をコンセプトに掲げる板室温泉で昨年から実施。板室街道沿いを中心に市が取り組む「ART369プロジェクト」の一環でもあり、国画会の作家16人と、黒磯南高美術部員による作品を展示している。

 もともと「温泉街を浴衣で見て歩いてもらい、芸術に触れてうれしくなってもらう」(室井組合長)という趣旨。各会場数点ずつの展示が多い中、今回は新たに、1カ所で集中して作品を鑑賞できるよう「大黒屋◯△□ギャラリー」での展示も始めた。同会場を訪れた板室、渡辺幸夫(わたなべゆきお)さん(67)は「建物の雰囲気も良く、作品の種類も豊富」と満足そうに話した。

 30日まで(◯△□ギャラリーは28日まで)。観覧無料。公開時間や休館日は展示施設で異なる。(問)黒磯観光協会0287・62・7155。