沼を広く覆い、水面を飾るスイレンの花

沼の周囲を覆い、水面を飾るスイレンの花

沼を広く覆い、水面を飾るスイレンの花 沼の周囲を覆い、水面を飾るスイレンの花

 【市貝】沼周辺の湿地にサギソウなど貴重な湿性植物が自生し、一帯24ヘクタールが県自然環境保全地域に指定されている多田羅沼で、スイレンが見頃を迎えている。

 1キロ余りの遊歩道で囲まれた小ぶりな沼には、中央部を除き広くスイレンが広がっている。直径10センチほどの星状の白い花が見頃で、水面を飾り、自然観察などで訪れる人の目を楽しませている。7月中旬ごろまでが見頃という。

 下草刈りなどを行い、沼と周辺の環境の維持に努めている地元の「多田羅沼と憩いの森を守る会」会長矢口勝行(やぐちかつゆき)さん(69)によると、スイレンは約40年前に地元の男性が「沼に花が欲しい」と外部から持ち込んだ。一時期大繁殖したハスを除去した2012年以降徐々に増えたが、増え過ぎの懸念もあるという。

 矢口さんは「周辺をもう少し手入れして見に来てもらえるようになるといい」と話した。(問)町観光協会0285・68・3483。