読書や休憩、イベントスペースとして利用可能なもみじ図書館の内装

 【宇都宮】空間プロデュースを手掛け、もみじ通りの活性化を後押ししている「ビルススタジオ」(西2丁目)が、同通り近くの古いアパートの空き部屋を活用して整備してきた民営図書館「もみじ図書館」が、西3丁目にオープンした。おしゃれな雑貨店や飲食店が増え同通りを訪れる人らから、休憩できる場を求める声があったことなどから整備してきた。買い物客や地域住民らの休憩所や、貸しスペースとしても活用でき、心地よく過ごせる空間となっている。

 同図書館は、もみじ通りと交差する三条町通り沿いの築50年の木造2階建てアパート「カトレア荘」1階部分を改装。5月中旬にオープンした。2部屋をつなげ、面積は約60平方メートル。内装は落ち着いたカフェのような雰囲気になっている。

 一般の図書館とは違って貸し出しは行わず、来訪者には施設内で読書を楽しんでもらう。蔵書は歴史、自然科学、哲学、文学など、市民から募った約1万冊がそろう。

 食べ物などの持ち込みは自由。キッチンも完備し、友人らと料理を楽しむ貸しスペースとしても利用できる。すでに子どものお迎え帰りのママたちのサロンや、パーティーなど、読書以外の目的にも活用されている。

 同社の中村純(なかむらじゅん)さん(34)は「近所に住んでいる人、買い物でもみじ通りを訪れた人、お店を始めたい人など、いろんな人に使ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 開館は午前10時~午後7時。定休日は日曜、祝日、第2、4土曜。利用は無料だが、貸し切りの場合は有料で、1時間1千円、最大1回5千円。(問)同社028・636・5136。