作新学院大女子短期大学部で4日、恒例の「七夕祭り」が開かれ、幼児教育科の1、2年生約270人が浴衣に身を包んで授業を受けた。
2002年から毎年実施している。七夕の飾り付けを行い、事前に浴衣の着付けも習うことで、将来の幼児教育に生かすことを狙っている。
この日、体育館での体育の授業では、幼児指導の基本になる手遊び歌やフォークダンスを実際に歌い踊った。学生たちは普段と違う装いでの授業を、袖を揺らして楽しんでいた。
祭りの実行委員長、2年福田絵里香(ふくだえりか)さん(19)は「短冊作りや着付けは、保育の現場で生かすことができる。日本の伝統文化を子どもたちに伝えていきたい」と話していた。