同居を始めた雄の「ボンゴ」(手前)と雌の「カシシ」(奥)

 ハシビロコウの繁殖に取り組む那須町大島の那須どうぶつ王国は18日、同園ウェットランド内で雄の「ボンゴ」と雌の「カシシ」を同居させ、一般公開を始めた。2羽はチラチラとお互いを見やるなど初々しい様子で来園者を楽しませた。

Web写真館に別カットの写真

 同園によると、ハシビロコウは飼育下での繁殖事例が少なく、成功すれば国内初という。

 ボンゴは7月中旬に姉妹園の神戸どうぶつ王国から来園。2羽は昨年も繁殖のため那須で一定期間同居しており、その際は営巣活動やくちばしを鳴らす求愛のしぐさが見られていた。

 18日、2羽は毛繕いしながら視線をやるなどぎこちない様子。久しぶりの同居に照れが出たのか、接近はしなかった。

 様子を見守っていた埼玉県鴻巣市宮前、主婦(及川望おいかわのぞみ)さん(28)は「雌の方に気があると思う。あとは雄次第かな」と分析していた。