「おまかせ串5本セット」(左)。どんな組み合わせになるかは、焼き師の気分で決まる

 東武宇都宮駅のほど近く。「焼きとん」と書かれた赤ちょうちんが目に留まった。今年、開店から15周年を迎えた大衆居酒屋だ。

Web写真館に別カットの写真

 聞けば、オープン当初は「和と伊」をテーマに、パスタなどイタリア料理も提供していたという。その後、サラリーマンといった客層に有効に利用してもらおうと、現在の大衆居酒屋のスタイルに落ち着いた。

 名物の「焼きとん」は秋田県からほぼ毎日送られてくる豚肉を使っている。「冷凍してないので、ジューシーでおいしい」と石沢武志(いしざわたけし)店長(55)。人気なのはハラミ、カシラなど。豚だけでなく、焼き鳥、牛串、野菜串もある。

 「おまかせ串5本セット」(税込み500円)を注文。「のどナンコツ」はこりこりしていてくせになる食感だ。「レバー」も臭みがなくて食べやすい。

 メニューは全部でおよそ100種類。石沢店長は「大衆居酒屋なので当たり前にあるメニューを用意している」と話す。定番の中に気になるものがいくつか。「宇都宮揚げ」はさつま揚げの中に、なんと、ギョーザが丸々一つ入っているという。「昔のコロッケ」は石沢店長が高校時代に食べていた思い出の味をイメージした一品。あれもこれも、つい頼みすぎてしまいそうだ。

 メモ 宇都宮市宮園町1の1▽営業時間 午後5時~午前0時(ラストオーダーは午後11時)▽定休日 年末年始▽(問)028・635・8929