参院選栃木選挙区(改選数1)の投票者総数は72万1568人(男37万1119人、女35万449人)で、投票率は3年前の前回に比べ7・24ポイント減の44・14%だった。50%を割ったのは6年ぶりで、過去2番目の低さ。全25市町で前回より低下した。統一地方選と重なる12年に1度の「亥年(いどし)選挙」による選挙疲れなどを背景に投票率が大きく落ち込んだ。

 有権者年齢が18歳以上に引き下げられて初の国政選挙になった前回は、期日前投票の大幅増などもあり51・38%だった。今回は過去2番目の低さだった前々回(2013年)の49・69%よりさらに5・55ポイント低下。序盤から自民党現職の高橋克法(たかはしかつのり)氏(61)=公明推薦=が優勢との見方が強かったことも影響したとみられる。投開票日を前に行われた本紙世論調査でも有権者の関心度は07年以降の調査で最も低く、早くから低投票率が懸念されていた。

 白鴎大法学部の児玉博昭(こだまひろあき)教授(政策学)は「改憲勢力を維持できるか微妙なところから関心の高まりを期待したが、選挙離れの傾向に歯止めをかけられなかった。安倍政権に対する消極的な信任姿勢の表れではないか」などと分析した。

 市町別の投票率は茂木町の55・35%が最高で、次いで高根沢町が53・64%だった。最低は足利市の40・63%。