J1浦和のヘッドコーチに就任した上野氏

 -どういうところを見るのか。

 「まず間違いなくテクニック。プラス、早熟なのかそうでないのか」

 -サッカー人生の目標は。

 「短期的にはレッズで、今のグループでタイトルを取りたい。個人的にはいずれどこかのタイミングで監督はやってみたい」

 -どういうサッカーをやりたいか。

 「速いサッカーが好きなので、縦に速い、スピーディーなサッカーをやりたい。攻撃的に」

 -地元に戻ってきてほしいという声も多い。

 「まず(栃木SCを)自分から辞めているので、栃木に戻るとか、自分からお願いしますというのは難しい状況にある。レッズにお世話になっているというのもあるので。でもやはり栃木は地元なのですごく気にしている。成績も毎回見るし、順位も気になる。いろいろ新しいことにトライしているんだなとか。かといって何もできないが、応援している」

 -試合は見ているか。

 「県グリーンスタジアムには昨季1度だけ行った。メインスタンドの普通の席で観戦した。映像では複数回見た」

 -今の栃木SCについて感じることは。

 「どうしても順位があるから、苦しんでるなぁと思ってしまう。選手の質はどうなのかというところと、監督は田坂さんが来てしっかりやられているとは思う。僕があまり言うことではないが、もうちょっと心配しないでいい安定した順位にいてほしいなと思う」

 -栃木SCと浦和レッズの違いは。

 「純粋にいろいろなものの規模感が10倍くらい違う。その差はある。でも栃木SCは栃木SCで、規模は違うが愛されているクラブなので、そこは違わない。一つの街にあって、愛されている。大きいか小さいかだけで、共通している」

 -サポーターの目は浦和の方が厳しいのでは。

 「それはあるかもしれない。サポーターの歴史というか気概というか、どちらかというと情熱的。栃木SCはおとなしいと言ったら変だが、そういう差はある。でもそれはクラブや地域の色みたいなもので、それはそれでいいと思う」

 -栃木のファンにメッセージを。

 「いつも必死にやっている。やっぱり、サッカーを通じて、自分に何ができるかというところを大事にして、今はトップチームのHCなので、そこでできることを一生懸命やっている。それは栃木にいたときも変わらないし、アカデミーにいたときも変わらないし、この先も変わらない。それは自分の生き方として、続けていきたい。そうやって生きています」