さわやかな風を受けながら進むスワンボート

 【日光】日光二荒山神社中宮祠の水神祭奉祝行事「第11回中禅寺湖スワンボートレース」が5日、開かれた。西桟橋から出発し200メートル沖の和船を折り返すコースで、家族連れら約250人が初秋の風を受けながらペダルをこいだ。

 水神祭は、水の恵みと船の安全を祈る神事で大正時代から続いている。ボート、ヨットレースも行われていたが途絶えたため、地元住民らでつくる実行委員会が2007年にスワンボートレースとして復活させた。昨年は台風で中止になり、2年ぶりの開催となった。

 レースとはいえ順位は競わない。参加者はゴールした順に、奥日光のホテル宿泊券、レストラン食事券などの賞品が当たる外れなしのくじを引いていた。4回目の参加という益子町七井、主婦関谷陽子(せきやようこ)さん(52)は「景色も良く、いい気持ちでした。この後は温泉に入って、ゆっくり体を癒やします」と笑みを浮かべていた。