蒲生神社で開かれた「観月会」

 【宇都宮】中秋の名月を観賞する恒例の「観月会」が13日夜、塙田5丁目の蒲生(がもう)神社で開かれた。約180人が訪れ、秋の訪れを感じる虫の音とともに雅楽や太々神楽を堪能した。

 今年で16回目。境内の舞台は草月流創作華道家の川村晃仙(かわむらこうせん)さんがススキなどで制作した十五夜飾りで華やかに演出された。

 今年は近隣の中学生が祭祀(さいし)舞を披露し、神秘的な美しさで来場者たちの目を楽しませた。令和元年の年にちなみ、新たな時代を象徴する演目「天の岩戸の舞」なども上演された。

 上演中はあいにくの曇り空で月は見られなかったが、時折聞こえてくる虫の音が秋の夜を彩っていた。毎年訪れるという上戸祭3丁目、自営業荻野敬子(おぎのけいこ)さん(60)は「伝統を守り伝える出演者の方々が熱心なので毎年心待ちにしています。今年も楽しめました」と話していた。