女性起業家大賞で奨励賞に選ばれた木村代表

 【矢板】翻訳や語学研修事業などを手がける幸岡の専門技術サービス業「ブリジック」の木村由貴子(きむらゆきこ)代表(45)がこのほど、第18回女性起業家大賞(全国商工会議所女性会連合会主催)で、最優秀賞、優秀賞に次ぐ奨励賞に選ばれた。子育てをする女性の短時間勤務や、効率的な働き方の実現に向けた取り組みなどが評価された。

 同大賞は、革新的で創造的な企業の創業や経営を行い、事業を成功させている女性起業家を女性目線で顕彰している。木村代表は創業5年未満の「スタートアップ部門」での受賞。

 木村代表は2001年、結婚を機に出身地の矢板市に生活拠点を移し、得意の英語を生かして大手自動車会社で会議資料の翻訳や通訳業務に携わった。14年10月にブリジックを創業。それまでの経験を生かして、企業向けの語学研修や専門性の高い翻訳・通訳事業などを行っている。

 現在所属するスタッフは9人のうち7人が女性で、子育て中や出産を控えている女性も活躍している。2人の子を育てた木村代表は「『私ができたからあなたもできる』ではなく、私が大変だったことをさせたくない」と言い、始業時間をスタッフの都合に合わせるなどして働きやすい環境作りに努めているという。

 木村代表は「私自身、先輩経営者から多くのことを学ばせてもらった。女性の起業家や子育て中の方に役立つ取り組みをしていきたい」と話している。