GT県代表メンバー。左から大谷さん、須原さん、山中さん、高橋さん

 茨城国体の文化プログラムの一環として10月5、6日に茨城県つくば市で初開催される全国都道府県対抗eスポーツ選手権のリアルドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ(GT)SPORT」の県代表決定戦がこのほど行われ、県代表4人が決まった。年齢もプレー歴もさまざまだが、好結果を残そうとそれぞれ意欲を燃やしている。

 GTは、車両をコントローラーで操作してスピードや技術を競う世界的人気ゲーム。同選手権GTの県代表決定戦は8月10~12日、都内で行われた。「一般の部」と「少年の部」の予選を勝ち抜いた各10人による最終レースの上位2人ずつが国体出場の切符を手にした。

 県代表となったのは、一般の部が小山市平和、会社員山中智瑛(やまなかともあき)さん(26)と宇都宮市東今泉2丁目、会社員高橋拓也(たかはしたくや)さん(24)。少年の部が足利高3年大谷梢(おおたにしょう)さん(18)と矢板東高付属中1年須原大誠(すはらたいせい)さん(13)。

 山中さんと高橋さんは、国内外の大会に出場しているトッププレーヤーで、プレー歴は20年以上。普段はライバル同士だが、同選手権ではチームメートとして戦う。山中さんは「目標は優勝。実績を踏まえれば無理なことではない」と自信を見せる。高橋さんも「これだけ大規模な大会は初めてなので、楽しんで勝ちに行きたい」と話す。

 少年の部1位の大谷さんはGTプレーヤーからレーサーに転身する道を目指し、研さんを積んでいる。同選手権出場は「夢への第一歩。自分より好タイムの出場者も多いが、上位を取りたい」と意気込む。

 県勢最年少の須原さんは「県代表として県をアピールできるような走りをしたい」と話す。車好きの父親の影響で始めたGT。「経験の差は努力で埋めたい」と学業と部活動の合間を縫って練習にいそしんでいる。

 同選手権では都道府県の代表計188人が腕を競う。