力士姿の氏子に掲げられて泣く子どもたち=22日午前9時50分、鹿沼市樅山町

 子どもの健やかな成長を願う国の選択無形民俗文化財「生子(いきこ)神社の泣き相撲」が22日、鹿沼市樅山町の同神社で行われた。全国から参加した1258人の子どもたちは、元気いっぱいに泣き声を響かせた。

Web写真館に別カットの写真

 わが子や孫の姿を映像、写真に収めようと保護者らが土俵を囲む中、子どもたちは力士役の氏子に抱きかかえられて土俵入り。掛け声の「よいしょ」とともに3回高く持ち上げられた。力強く泣く子、きょとんとした様子の子など反応はさまざま。地元のおはやし団体「樅山生鼓連(せいこれん)」の演奏も花を添え、会場は終日にぎわった。

 宇都宮市鶴田町、公務員古田土聡(こだとそう)さん(31)と妻の公務員麻衣(まい)さん(31)の9カ月の次男善二(ぜんじ)ちゃんは土俵上で元気よく泣いた。両親は「健やかに元気な子に育ってほしい」と笑顔だった。