改修を終えたえんがおハウス

えんがおハウスを改修する浜野さん(左)と学生たち

改修を終えたえんがおハウス えんがおハウスを改修する浜野さん(左)と学生たち

 【大田原】若者の力で高齢者を支援する一般社団法人「えんがお」は23日までに、空き家を改修した休憩宿泊所「えんがおハウス」を山の手1丁目に整備、本格的な運営を始めた。若者の交流スペースとして活用し、同法人の活動に参加する市外の学生らが宿泊できる。浜野将行(はまのまさゆき)代表理事(27)は「夢に挑戦する若者が、疲れたときにゆっくり休める場所にしたい。気軽に訪れてほしい」と話している。

 空き家は地域住民から譲り受けたもので、築61年の木造2階建て。えんがおの活動拠点「みんなの家」の目と鼻の先にある。1階は掘りごたつを囲んで集まれる居間、2階には男女各1部屋の宿泊部屋を確保した。

 改修を始めたのは今年3月。地元住民や学生など計約50人が畳の張り替えや風呂場の修理、外壁の塗装などに当たり、今月8日、完成にこぎ着けた。

 寄付金は約20万円集まった。浜野さんは「多くの人の力を借りることができ、地域づくりを『自分ごと』に感じてもらえたと思う」と感謝した。

 えんがおの活動には、市外の学生や生徒が年間延べ500人参加するという。休憩宿泊所の整備は大田原まちづくりカンパニーや市中心市街地活性化協議会のアドバイスがあったといい、若者同士の交流を深め互いの意欲向上などにつなげる狙いがある。

 改修に関わった黒磯南高1年、菊地奏太(きくちそうた)さん(16)は「大人数で泊まっていろいろな話をするのが楽しい。ここを拠点に、えんがおに関わる人が増えていくとうれしい」と話した。(問)えんがお0287・33・9110。