カルティエの宝飾品の展示台に大谷石が使われた会場=1日午後、国立新美術館

 国立新美術館(東京都港区)などは1日、高級宝飾ブランド「カルティエ」のコレクションを展示する企画展「カルティエ、時の結晶」の内覧会と開会式を同館で開催した。宇都宮市の特産品・大谷石を宝飾台に使った展示もあり、国内外に向けた大谷石の魅力発信に大きな影響を与えそうだ。

Web写真館に別カットの写真

 会場構成は建築設計事務所「新素材研究所」(東京都港区)が手掛けた。展覧会は4章構成で、第2章「フォルムとデザイン」に大谷石を使用した。組み上げた石の上にティアラやリングなどが並び、まるで地下空間にカルティエの宝石が輝いているようだ。

 採掘したまま表面を未加工の大谷石も使っており、長い年月をかけて生まれた至高の宝石を、宇都宮の凝灰岩があるがままの姿で支えている。開会式に出席した大谷石材協同組合の石下光良(いしげみつよし)理事長は「光の当て方など、こういう見せ方もあるのかと思った。海外の人にも大谷石の存在感に注目してほしい」と語った。

 企画展は2日~12月16日。