オープニングイベントで鏡開きをする神田正輝さん(中央)ら=10日午前、宇都宮市宮園町

 昭和を代表するスター石原裕次郎(いしはらゆうじろう)(1934~87年)の人生を貴重な資料や遺品を通して回顧する「石原裕次郎の軌跡」展(下野新聞社、東武宇都宮百貨店、石原プロモーション主催)が10日、宇都宮市宮園町の同店5階イベントプラザで開幕した。21日まで。

Web写真館に別カットの写真

 2017年に閉館した石原裕次郎記念館(北海道小樽市)の所蔵品を中心に、映画やドラマで使用した道具や衣装、愛用のジャケット、まき子(こ)夫人との思い出の品々など1千点以上を展示。昭和史を彩った裕次郎の歩みをたどることができる。

 この日のオープニングイベントには石原プロモーション所属の俳優神田正輝(かんだまさき)さん、徳重聡(とくしげさとし)さん、金児憲史(かねこのりひと)さんが登場。大勢のファンが見守る中、下野新聞社の岸本卓也(きしもとたくや)社長、同店の守徹(もりとおる)社長と並び威勢良く鏡開きを行った。

 取材に対し、神田さんは「威厳も貫禄もあるが、険しい顔を見たことがなく、いつも明るかった」と裕次郎の人柄を振り返り、「下野(栃木)の人は優しくて思いやりがある。ここに来られたのも何かの縁。ぜひ裕次郎さんの品物を楽しんでほしい」と話した。

 長年のファンという那須塩原市美原町、主婦村山美恵子(むらやまみえこ)さん(75)は「素晴らしい展示。今の時代に生きて会いたかった」と裕次郎の魅力をかみしめていた。