世界6大マラソンを完走、「シックススターフィニッシャー」の証明書、メダルと竹村院長

世界6大マラソンの完走証

世界6大マラソンを完走、「シックススターフィニッシャー」の証明書、メダルと竹村院長 世界6大マラソンの完走証

 走るドクターとして知られる栃木県鹿沼市西茂呂4丁目、竹村内科腎クリニック院長の竹村克己(たけむらかつみ)さん(59)が、世界6大マラソン大会を制限時間内に完走、「シックススターフィニッシャー」と呼ばれる称号を手にした。自身の運動不足解消を目的としたジョギング開始から20年、「人生が変わった。自分の体験を患者さんに伝えている」と話す。医師として地元に根を張り、個人としては世界のマラソン大会にチャレンジしている。

 「シックススターフィニッシャー」は6大大会(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティ)を制限時間内に完走した走者をたたえ、ワールドマラソンメジャーズ(WMM)が各大会での記録が入った名前入りの完走証、メダルを授与している。日本人の達成者は今春の段階で200人前後という。

 竹村さんは2014年のニューヨークマラソンを皮切りに今年4月のボストンマラソンで6大大会を達成、完走証、メダルも届いた。「6大大会は一つの目標だった。マラソンで友人をはじめ、たくさんの宝も得た」。これまでフルマラソンの完走は32回でベストタイムは3時間42分。

 マラソンのきっかけは39歳の時に喫煙、運動不足などから高血圧になったこと。ジョギングから始め、走ることの楽しさを「鹿沼さつきマラソン」で知り、大学時代の友人のアドバイスもあって海外のマラソンへと道は広がったという。勤務医から開業医に転じたのも「マラソンで体力に自信が付いたから」で患者には自身の故障時の話、体力維持など経験を話している。

 海外の大会には1週間の休みが必要になるが「病院のスタッフに助けられている」と感謝し、「トレーニングを続け、80歳までフルマラソンを走るつもり」と言う。早朝、8キロのランニングが日課で「世界中を走りたい」。世界一過酷なサハラマラソンも候補に入っている。