冠水した道路で立ち往生した乗用車レッカー車を待っているところという=13日午前8時9分、小山市大行寺(写真は一部加工しています)

 台風19号の影響で、思川西部地区の小山市大行寺が12日夜から13日朝に掛けて広範囲にわたって冠水した。かなりの住宅や店舗が床上浸水しており、市が調査している。

 この地区は4年前の関東東北豪雨でも広範囲な床上浸水被害に見舞われた。当時は思川支流の豊穂川からあふれた水で冠水した。今回も同じ状況とみられる。

 同所の小山自動車教習所では、13日朝から従業員総出で後片付けに追われた。4年前の教訓で教習車や送迎車は事前に別の場所へ避難させたが、受け付けのコンピューター、運転シミュレーターなど高額な機器類が移動できず水没してしまったという。

 同教習所の石崎雅英(いしざきまさひで)社長は「前回は2メートルの床上浸水で1億円近い被害が出て2カ月間営業できなかった。今回は1・5メートルぐらいの床上浸水。どのぐらいの被害になるか」と肩を落とした。