台風19号による被害対応について、宇都宮市は13日午前9時半すぎから、同市役所で災害対策本部会議を開いた。本部長の佐藤栄一(さとうえいいち)市長をはじめ、副市長や部長ら市幹部20人による本部メンバーと関係職員が、市内の被害状況などを確認した。

 市は12日午後8時20分に田川、姿川流域の約1万5400世帯計3万1600人に避難指示を発令。13日午前6時現在の速報値によると、市内での人的被害は確認されておらず、現在調査を進めている。住宅被害についても調査中だが、市中心部の田川で12日午後10時半に氾濫発生情報が出されており、床上・床下浸水の被害があるとみられる。

 停電は田野町や東谷町などで約1千件あったが、同日早朝までに復旧したという。一方、八幡山公園などでの土砂崩れ3件、上小倉町などでの倒木8件などが報告された。

 佐藤市長は「台風19号は大変強い雨風を保ったまま通過した。今後の災害復旧業務が重要だ」と述べ、各部の連携した対応や農業など産業被害などの被害状況の把握などを指示した。