大谷町の姿川にかかる観音橋。橋の手前部分の道路がえぐられ通行止めになっていた

大谷町の姿川沿いにある市消防団の分団の施設も最大で1メートル弱の浸水があった

大谷町の姿川にかかる観音橋。橋の手前部分の道路がえぐられ通行止めになっていた 大谷町の姿川沿いにある市消防団の分団の施設も最大で1メートル弱の浸水があった

 【宇都宮】大谷地区では、台風19号の影響で大谷町を流れる姿川があふれ、周辺の住宅が浸水。13日には屋内や家財道具を片付ける住民らの姿が見られた。川沿いに住む男性(53)によると、12日午後7時半ごろから床上に浸水。「最大で深さ50センチ以上はあった。2階に避難しました」と話した。

 同町内では、姿川にかかる橋周辺の市道がえぐられた。大谷自治会の福田公生(ふくだきみお)会長(65)は「今までにない水量だった。これを機に護岸整備などの対策をしっかりとってもらえたら」と話した。

 関白町の県道小林逆面線(幅約4・5メートル)は約30メートル陥没し、寸断された。隣接する山林の土が大量の水を含み、崩れたとみられる。地域にとっては生活の基幹道路。近くの農業斎藤新一(さいとうしんいち)さん(68)は「通勤などに大打撃だ」と話した。

 宇都宮競輪場東にある八幡山公園では、のり面が樹木とともに幅約19メートル、長さ約35メートルにわたって崩落。のり面下の市道をふさぎ、市道は通行止めとなった。園道も損壊した。