増水した那珂川の水をかぶった那珂川取水場

 【茂木】台風19号の大雨で、町を流れる那珂川が増水して川沿いにある町の取水場全てが水に漬かって故障、13日午後6時現在、須藤、中川両地区の一部約100戸の水道が断水している。設備の復旧作業を急いでいるが、4カ所の取水場のうち2カ所で復旧のめどが立たず、今後大規模な断水につながる恐れがある。

 大瀬、河井両取水場は、計7基のポンプや電気設備が水没したため、町上下水道課は業者と共に復旧作業に当たっている。しかし同日午後6時現在、復旧のめどは立っていない。

 取水した水は浄水場と配水場を経て給水されるが、須藤、中川両地区では同日中に配水場の水を使い切り、14日以降断水区域が広がる見通し。河井取水場でくみ上げた水も14日中に使い切り、市街地北西部の小井戸、坂井両地区、茂木地区の一部で断水する恐れがある。

 ただ、4カ所中最大の那珂川取水場は機能を回復、市街地の一部や逆川地区など町全域約5200戸のうち4~5割に安定供給が可能になった。

 同課は復旧のめどについて「現時点では見通せない、節水を呼び掛けたい」としている。