調査員に被害状況を説明する住民

 【足利・栃木・佐野・小山】台風19号による家屋の被害状況を把握するため、各自治体が家屋調査を進めている。栃木市と佐野市は21日までに、各家を直接訪問し家屋内の被災状況を確認する「第2次調査」も始めた。

 17日から調査を実施している栃木市は21日、愛知県、塩谷町の職員も加わり約100人体制で調査を本格化させた。外観の目視で浸水状況を判断する「第1次調査」を市内全域に広げたほか、第2次調査も市中心部の浸水の大きかった地域などで開始した。

 調査を受けた湊町、自営業牛久久太(うしくきゅうた)さん(54)は「床上浸水した家の状況を確認してもらった。とても助かる」。市は調査結果を基に、順次評点を付け罹災(りさい)証明書を交付していく。

 また佐野市は20日から、徳島県の協力を受け約40人体制で第2次調査を実施。足利、小山両市は現在第1次調査を行っており、罹災証明書の申請状況に応じて今後第2次調査も始める方針。