撤収する自衛隊の見送り式に集まった市民ら=21日午後、那須烏山市中央2丁目

撤収する自衛隊を見送る市民ら=21日午後、那須烏山市中央2丁目

撤収する自衛隊の見送り式に集まった市民ら=21日午後、那須烏山市中央2丁目 撤収する自衛隊を見送る市民ら=21日午後、那須烏山市中央2丁目

 台風19号による浄水場の浸水で発生していた那須烏山市内の断水が21日、解消し、県内の水道はすべて復旧した。同市内で給水活動や野外風呂の設営を行ってきた陸上自衛隊が同日撤収し、市民らによる見送り式が行われた。

 同市内では那珂川の急激な増水などにより、13日以降、旧烏山町を中心に最大で4千世帯が断水した。陸自は13日から、市内各所で給水活動を実施した。15日から20日までは同市中央2丁目の烏山中央公園に野外風呂を設営し、延べ1164人が利用した。

 同公園での見送り式には、市職員、市議、市民らが集まった。川俣純子(かわまたじゅんこ)市長は「潤いと温かさをいただき、皆さんのおかげで笑顔が戻った人もいる。ありがとうございました」と謝辞を述べ、自衛隊員に花束を手渡した。

 陸自第10師団災害派遣部隊第10後方支援連隊の前田太郎(まえだたろう)副隊長は「心の安らぎを少しでも提供できた。今後の復興と発展を願っている」と語った。