栃木市のJR両毛線鉄道橋被災現場を視察する武田防災担当相(右から3人目)=21日午後、栃木市大平町下皆川

県内の被災現場などを視察後、記者会見を行う武田防災担当相(右から3人目)=21日午後、佐野市役所

栃木市のJR両毛線鉄道橋被災現場を視察する武田防災担当相(右から3人目)=21日午後、栃木市大平町下皆川 県内の被災現場などを視察後、記者会見を行う武田防災担当相(右から3人目)=21日午後、佐野市役所

 武田良太(たけだりょうた)防災担当相と今井絵理子(いまいえりこ)内閣府大臣政務官は21日、台風19号で甚大な被害を受けた栃木市と佐野市の被災地を視察した。

 武田氏らは、栃木市内の避難所とJR両毛線鉄道橋の被災現場、佐野市内の災害ごみ仮置き場の3カ所を訪れた。線路の土台部分が壊れ、一部区間で運転見合わせが続く両毛線の被災現場では、熊倉一臣(くまくらかずおみ)県県土整備部長が被害状況や復旧の見通しなどを説明した。

 その後、佐野市役所で福田富一(ふくだとみかず)知事や大川秀子(おおかわひでこ)栃木市長、岡部正英(おかべまさひで)佐野市長と意見交換した。両市長らは被災者への支援や災害ごみの処理などについて要望。岡部佐野市長は今後の河川整備について「(強度を増さないと)同じ被害が繰り返される心配がある」と訴えた。

 安倍晋三(あべしんぞう)首相が地域を限定せず農業、公共土木施設、中小企業被害を激甚災害に指定する方針を示したことを受け、武田氏は「財政に不安を抱くことなく、県民、市民のために存分に復旧対策に臨んでほしい」と述べた。

 視察終了後、武田氏は記者団に「今後も関係機関、被災自治体と手を携えて早期の復旧・復興に努め、被災者支援に全力を挙げる」と話した。