JR両毛線全線で運転を再開し、復旧工事した永野川に架かる鉄道橋を渡る電車=11日午前9時、栃木市片柳町2丁目、小型無人機から

 台風19号の影響で一部区間が不通となっていたJR両毛線が11日、全線で運転を再開した。同線が全線で運転するのは、台風が接近し計画運休を実施した10月12日以来、約1カ月ぶり。設備が被災し不通となった県内の鉄道は、今回で全て復旧した。

 JR東日本高崎支社によると、栃木市内で永野川の堤防が決壊した影響で、同線大平下-栃木駅間の鉄道橋を支える河川敷が崩れた。線路やケーブルなども損傷したため、岩舟-栃木駅間で運転を見合わせ、本復旧に向けた工事を実施した。台風の影響で同線は10日までに、計1613本が運休し、約41万2千人に影響した。

 11日は始発から通常ダイヤで運行した。新たに盛り土が積まれた鉄道橋を渡る際には、電車が徐行して通過した。